ゆとりのゆーとおり。

某ローカルWEBメディアでライターをやっている人間が日常を切り取る(=意識高い)ことを意識低めでやるブログ 。旧タイトルは「ぶーぶーの雑記帳」。ということでしたが、それの跡地になってます。

巷を賑わしている「お祝いポルカ」について感じたこと。

書き出しは突然に。

 

さておいて、今日はタイトルの通りに「巷を賑わしている『お祝いポルカ』」についての僕が感じたことやらなんやらを書く。無論、書かないで心のうちに閉まっていた方がよほどに「敵を作らない」し、「誤解もされない」のだけれども。それはそれで、何だか今回の騒動で矢面に立っている人に対して、ある種の引け目を感じてしまうから書く。もはやこれは僕のワガママだ。

とはいえ、僕はその騒動の渦中にはいないし、傍観者と言うほども直面はしていないから、これから書くことに正当性やら信憑性に欠ける部分も勿論にある。どちらかと言うと、この騒動を見ていて「心が叫びたがっている」から書くわけだ。

 

まぁ、ワガママなのだ。これは僕の身勝手だ。

というわけで付き合いたくないなという方は読まなくても良い。

 

 

そもそも「ポルカ」ってなんだ?

ポルカは民族舞曲でもないし、もっというとポケモンAG時代のエンディングとも全く関係ない。まぁポルカ・オ・ドルカは神曲なので聞いておいて損はない。

www.youtube.com

 

もう早々に話が逸れたが「ポルカ」はいわゆる友人とかそういう「身内」を対象にしたクラウドファンドサービスだと思ってもらって構わない。HP上では「フレンドファンディング」と銘打っている。

polca.jp


どちらかと言えば、「お祝いの品をみんなで送るが!」とか「〇〇ちゃんの歓送迎会開こうよ!」とかそういう時の資金調達が出来る便利なアプリだ。まぁ結婚式のお祝いプレゼントを共同で~とかなった時に1人や2人払わないor集められた金額で買われたモノに疑念を持つケースもあるだろうし、そういう部分で色々とクリアーに出来るツールなのは実に凄い。クレカで決済が出来る上に少額でも「お金を送れる」ので凄く便利なのだ。幹事が立替地獄になることも、これで少しは解消出来るだろう。

 

まぁ、ともかく最先端な感じの「資金調達サービス」の一つと言っても過言ではないだろう。今日、タイトルにて表現した「ポルカ」はこのサービスの話だ。決して、ポルカ・オ・ドルカではない。そこを踏まえて考えていって頂きたい。

 

鹿児島で話題になった「お祝いポルカ」の話。

最初のあたりから「騒動」とか「巷を賑わしている」と表現していた「お祝いポルカ」。どういうのがあったのかというとコレだ。

polca.jp

 

もうコレを見た瞬間に「乞食乙wwwww」とか思ってしまって、もう話を聞かないレベルにまで我慢ならなかった人はそろそろ「どうぶつタワーバトル」をした方がいい。きっとその方が人生は幸せでストレスフリーだ。

 

まぁ一言で言うとこの「企画」が物議を醸している。

 

もちろん、これの「企画者」とて単純明快に集金搾取を行おうとしたわけではないので、そこは真面目に僕からもフォローをさせて欲しい。

 

ちなみにこの「企画者」こと kazari氏は先日開催されて「アンダー30飲んかた」の主催者であり、自分でブログの立ち上げ&情報発信&ブランディングを行っている女の子だ。別に知り合いだからと言って、擁護するほど僕の人間性は成熟していないので、「なんや擁護ブログかよ氏ね」とかならないで欲しい。

 

bu-bu-karon.hatenablog.com

 

ちなみにkazari氏のブログサイトはコレだ。

kazaguluma.com

 

ざっくり言うと、この鹿児島情報発信界隈(?)の若者部門において先駆者というか有望株みたいな女の子が、「彼氏と2周年だからお祝いポルカ」ということを企画して荒れに荒れたということだ。 本人としてはこの資金調達で「どれだけ自分を応援してもらえるか」とか「自分にどれだけ期待値がかかっているか」というもの(=戦闘力)を「お金」というカタチで可視化することを裏で模索していたようで・・・。

kazaguluma.com

 
まぁ、端的に言うとこれが「めちゃくちゃ物議を醸した」のだ。

そりゃそうだ。多分僕がここまで書いてる時点で、これを初めて知った人の中でも数名は「モヤッ」としたものを感じているだろう。そう、そうなのだ。なかなかこれって理解を得難いのだ。ぶっちゃけて言うと僕自身も色々と考えた末に「否定はしないけど、理解はしかねる」という結論に至った。まぁそこは置いておこう。

 

「おとな」に理解を得られなかった、若者の実験的な取り組み。

先にも述べたが、めちゃくちゃ物議を醸した。というか場所(?)によっては、多分今日現在でも物議を醸している。(ちなみにこの「お祝いポルカ」は12月4日に募集を終了している。)まぁおおよそ理解されなかった理由は人それぞれに出しているのだけれども、もう根本的な部分からいくと多分ではあるのだが。

 

「なんでお前ら(カップル)のお祝いに(まともなリターンもなしに)金を払わせてるの?」

 

という部分をクリアー出来るだけの回答というか弁明というか、まぁそこに足る「言葉」が不足していたことが大きな要素だろう。もちろん、「戦闘力を可視化することの必要性」とか「お金の価値のあり方」とか色んな要素で引っかかる部分はそれぞれにあるようだ。

 

これは先日に問題視?というか物議を醸した「クラウド出産ファンディング」と似た部分があると思う。(興味のある方は調べてみることをオススメします) とはいえ、これと同じカテゴライズをするのは、違うとは思う。

 

まぁいい、少し話が逸れたが
けどまぁおそらくはコレだ、コレが一番最もシンプルにみんな引っかかってる要素であって、それをクリアーする部分の前提や派生として色んな要素に引っかかってるのだと思う。もちろん「ポルカ」の前提としても、「それでいいと思ったやつが払う」というものなのだから、どちらかと言えば「行為」そのものに対してのご批判が多いのだろう。 「(ぼく・わたしの)常識的に考えてコレはwwwww」というご批判だろう。

まぁ実際、ゴール金額には達しなかったけれどもお金は集まった。これは事実として彼女の実力(戦闘力)とも言える。

 

私の戦闘力は5100円(※一口300円✕17人)ですということだ。ほぼリターンがなくても、それだけの人が恵んでくれましたよということ。 多分に上の理解が出来なかった人の中には「この事実」さえ納得いかない人も多いのではなかろうか。

 

いやいや、実際集まったんや、これは実力やんけと。
この部分については僕は認めるし、だからこそそこの「達成感」については早々に記事をあげろよと思ったのだけれど、そうはいかないパターンになった。

そう、いつだって現実は非情である・・・。

 

どうやら、この「お祝いポルカ」についてガッチリ対話する「場」が組まれたらしく・・・まぁ「おとな」に手酷くではないけれど、やんわりと嗜められた(?)ようだ。僕はその場にいなかったし、詳しい話も聞いていないから、想像の域を達しない部分もあるけど、よほどに打ちのめされたのだと思う。(かと言って、別に大人たちとて安易な批判をせずに、むしろ「探って」いるようだったようだ。)

 

どうやらkazari氏の「若者の斬新な取り組み」は「おとな」の理解を得るには十分なバックボーンというか「ことば」が足りなかったようだ。

(※ おとなの括りはどうなんだ?とは思うが、本人がそういう表現をしていたようなので敢えて使わせて頂く。)

 

もちろん、その「場」に行った kazari氏は本当に根性あるし、よく逃げずに頑張ったと思う。僕はそこは本当に拍手を送りたい。たとえ、その「場」でケチョンケチョンに言い負かされて、雰囲気に飲まれてボッコボコにされてしまっていたとしても、だ。

 

僕?そもそもこんなチャレンジをしようと思う側じゃないし、むしろこういうシチュエーションには立ちたくない。きっと、呼出されれたらスマホの中の「38.1℃の体温計」の画像を引っ張り出して、病欠して家でソシャゲに精を出す。クズだからね。

 


仮定として〇〇だったら、こいつすげぇなと思う。


と、色々巡らせてきて。一つ思ったことが、実はこういう「騒動」を含めて、「フレンドファンディング」というもの、「ポルカ」というサービスそのもの。いや、もっというと「クラウドファンド」というものを、ややアンテナが足りていない一部の鹿児島県民に、敢えて「物議を醸させる」ことで一石を投じるために、「わざと馬鹿がやるような、浅ましい『企画』」に魅せたというのなら、もう僕は五体投地をする。

 

やるじゃん、と。

 

こいつすげぇなと感動する。なんだ、鹿児島にもこういう凄い人いたんだと感動する。ただまぁ、そういう空気は今のところ1mmもないので多分違う気もする。仮に僕が、そういうやり口をするなら、先んじて鹿児島のインターネット界隈やらの人や、お偉方に一言入れてからやるし、例えばTwitterとか友人限定公開のFacebookやら、有料noteでこっそりとお話する場を作る。

 

もう仮にコレを見て、見てなくてもだけど今更に、「炎上するまでテンプレwwww」みたいなこと言い出したら逆にダサさすら感じる。毅然としていて欲しい。「ちくしょーくやしい!でもアタイ負けない!」くらいの方が可愛げがあるし、「おう頑張れ」と応援する気も起きる。

 

 

もちろんアレだ。「これだから大人って!!!」みたいなのもクソほどダサい。自分自身の価値観を否定されたからと言って、向こうの価値観を否定するのは低次元だ。

 

だからと言って、彼女は「心」が突き動かされた末に、こういう「企画」をしたのだから、それを『〇〇の本でいう若者の〇〇』みたいなのもちょっと違うとも思う。理解する上でそれを引き合いに出すのはとても紳士的だが、ただ否定材料のためにそれを引き合いに出すのは、何と言うかダーティーだし、それこそ浅ましい。

仮にだけれど、その否定材料として本の名前出しておいて「〇〇って本読んだ?」とか言うのは本当に知識でマウンティングしてるようにしか取られかねないから、すっごく見ていて僕は嫌いでござる。

 

「心」をカテゴライズしたら終わりだ。と心理学部出身の僕が言うのは凄まじいブーメランだけれども言っておく。

 

以下、僕が感じたことのコーナー

そうそう、こんだけ言っときながら。

僕自身がどう思ったのかを書いていない。先にも言ったが「否定はしないが、理解はしかねる」というスタンスだ。だから、寄付もしていない。


長くなりそうだから僕の印象を採点スタイルで表現する。

あくまでこれは、評価ではない。

僕の印象がプラスかマイナスかということだ。


それぢはさいてんをはじぬる。

・斬新な取り組み (+3) 
※面白いと思いましたがよ。

・企画の中身   (-5) 
※甘く感じたし僕もちょっと懐疑的。

・発信(表現性) (-2) 
※もうちょっと誤解を解いて欲しかった。

・結果(収益性) (+4) 
※今後に期待を込めて。

・対応力     (+3) 
※呼び出し(?)に応じたことで。

 

こういう記事を書いてる時点で大体、お察しだと思うが、プラス評価である。ただ、本当に僕自身としても「否定材料」はあるけど、それは価値観の「否定」だから言わないし、「やったこと」が重要だと思う。どうあれ、経験値が貯まる。うまいこと経験値ためてレベル上げて、効率的に努力値を振ればいい。

もう、コレにめげずに得た5,100円をうまく活用して、それを記事に書いて欲しい。例えばだけど、動物園で記念メダル作ってきたwwwwww(20年ぶり二回目)とか。まぁどうあっても、「しっかり考えた上で使いました」という姿勢があればいいと思うし、その上で文句言ってくるのはそもそも「気に入ってない」ケースだから、そこは毅然としてやればいい。なんなら寄付者限定でアンケートとかもアリな気もする。

 

まぁそんなのは「僕の価値観の押し付け」になるからどうでもいい。ベストを尽くせば、きっとベターくらいにはなるよ。うん、タブンネ

 

まぁ、別段、テメーが気に入らなくて「殺す」勢いで来ている人はそうそういない筈だし、今回17人も支援者があつまったのだから前向きに頑張って欲しいと思う。

 

ポルカなぁ。僕も某人生のターニングポイント(≒人生の墓場イベント)の時に考えはしたけど、やらなかったからなぁ。こう見ると、やってみても良かった気がするなぁ。そういえば、おまいら!!! お祝いもらってねぇぞ!!!っての結構あるし。

 

って・・・。

僕がこういうことを考えたり、お金のことを考えたり、クラウドファンドのことをみんなが少し考えるキッカケを作ったっていうことがある種の功績のような気もするし、これが彼女の「企画」で残した爪痕だと思う。

 

最後に。

 

ああ、 長くなった。というか書いてて疲れてきた。

そろそろ終わります。

うーん。僕もオッサンになったなぁと思う。
だった手放しでこういうのを「すげー!いいじゃん!」って言えなくなったのだからね。いや、逆か。年をとったから「ふーん、こういうのもアリなんだ」と否定しなくなっただけマシになったと思いたい。(常に前向き)

 

最後はこの曲でお終いにします。

www.youtube.com

 

今日があるから 明日があるのさ
どうせこの世は ホジャラカ ホイホイ!

(中略)

明日があるから 未来があるのさ
どうせこの世は ホジャラカ ホイホイ!


ニャンモ カンモ 忘れて
汗かいて(ハッ!!) 

 

なのである。熱中した方がいいし、どこぞの表現にもあるが「踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損々」である。やりたいこと、やったもんがちだ。

 

なんか僕も機会があったらやってみて、かつ他の人にも寄付してみよっと。