ゆとりのゆーとおり。

某ローカルWEBメディアでライターをやっている人間が日常を切り取る(=意識高い)ことを意識低めでやるブログ 。旧タイトルは「ぶーぶーの雑記帳」。ということでしたが、それの跡地になってます。

怒る人はエネルギッシュだから少し羨ましいよね。

ええと、いつからだろうか。

「怒りに震える」というほどの
マジギレをすることがなくなった。

 

 
なんかもう「怒る」ということが
疲れるのだ・・・。
いや許せないほど嫌なことも
人生で往々にあるんだけど、
イライラすることはあっても、
烈火の如く怒ることはなくなった。

 

ちょっとここ数日、
人がブチギレている様子を見てたり、
相談されたり、巻き込まれたり、
そんな中で色々考えることがあったので
今日はそれを書いていく。

怒る人はエネルギッシュだ

僕から見ていてまず最初に思うのが、
「怒る人はエネルギッシュだ」ということだ。
なんというか活力がある。

何をそんなにキレてるのかはケースbyケースだし、怒ることには当然の理由がその「怒る側」の中で成立しているので、「怒る」のは当然の権利であり、必然なのだとも思っている。

が、しかしだ。

「怒る人はエネルギッシュ」なので、一度怒り始めると色んなものへの怒りを表しがちだと思っている。属性的には「火」だろう。激おこぷんぷん丸派生の〇〇ファイヤーみたいな感じで、もう何でも気に入らないものに怒りの業火を撒き散らし始める。


そして、その過程の中で「怒り」の
キーパーツみたいなものが
揃ってしまうともうその時点でゲーム終了だ。

はっきり言って。
このコンボがマジで厄介だ。


f:id:bu-bu-karon:20180313091730j:plain

 

ちなみに僕の友人には
「私を怒らせていること」に対して「怒っている」という
凄まじい怒りの圧縮コンボをキメてくる人がいる。

正直言って、その身を灼かれたくないならば
そういう手合の人とは距離を置いた方が、
円満な人生は送れるんだろうね。
(※僕はもう諦めてる)

 

じゃあ、お前はなぜキレないのか。

最初のあたりに僕が、
「怒ることをしない」という話を書いた。

じゃあ、お前はなぜキレないのか。

 

めんどくさい!!!

この一言に尽きる。

 

いや、ガーーー-!と言うと
ガーーー!と言い返される。
くらいには思っているのだ。

そんなに清廉潔白な人生を送っていない。

ブーメランが怖いし、争いを生むことだって、

めんどくさいのだ。

 

キレることにはエネルギーが要る。

そんなリソースは日常の中で、
しょっちゅう生み出せないのだ。


いやね、僕だって学生の頃とか

血気盛んな頃なんて頃はね。

 

強い言葉や圧力でズゴーン!!

とまるで圧政者のように
黙らせて、虐げて、弾圧するように
キレることをしていた時代がないわけではない。


 そのせいで、ヘイトを稼ぎまくって
「あいつマジで◯す」くらいに
嫌われていたこともあったはずだ。

まぁ少なくとも、そんなアホのような
自分がキレることで起きるレスバトルみたいなのに
うんざりしてしまったのだ。

 

だから、極力はキレないようにはしている。
あくまで「極力」だ。

キレた方がいい場面だってある。

とは言っても僕だって「仏」ではないし
聖人君子ではないからキレることはある。

というかキレた方がいい場面だってある。

f:id:bu-bu-karon:20180321101056j:plain

 

こんな感じでブチ切れるべき場面はある。

自分が「怒った」ときに、
それが正当であるか、どうかは置いておいて。

 

怒るということは
その人なりの理由があるのであって
そこは「個人の自由」だ。

だから許せないことがあったならば、
爆発させた方がいいことだってある。

仮に爆発させられないのなら、
ガス抜きくらいはした方がいいのだ。

 

「踏みにじられた!」みたいなことで
生まれる「怒り」を
何もアクションを起こさずに、
溜め込んでおくと大抵は凄まじい方向に
終末が待っている。

自己嫌悪に陥るか、それか
他者否定(下手すれば世界そのものを憎む)
的なゴールが待っている。

 

そういうときはキレた方がいい。
ただし、そのやり方は色々ある。

 

まずは「理解」を得るところから。

自分が何かに「怒り」なり、
フラストレーションを抱えたら、
まずは「理解」を得るところから始めた方がいい。

 

それは別に友達だって親でもいいし、
なんならネットで事の顛末を語って、
聞いてくれる人を探せばいい。

出来ることなら、
「上から語る大人ぶったやつ」は避けた方がいい。


理解どころか、くっそ面倒くさい説教じみた事

を抜かしてきやがるからだ。

もちろん相手も善意のもとに言ってるし、
「タメになる」ことを言ってるつもりだろう。

 

これがクソ面倒くさいのだ。


こんなことを言うと
僕がクズ認定されそうだが!!


人それぞれに感性はあるし、
当人じゃないと分からない「怒り」だってあるのだ。

だから、それを前提に聞くべきだし、
しっかりインスパイアした状態で「助言」はすべきだ。
というよりも、


求めてないのに有り難い説法を言われても困るし、
その人の感性や怒りに併せた助言を、
聞いてもらえそうなフェイズで、
聞き届けてくれそうな言葉で、
真摯な姿勢でしてあげないと、
本質的には解決しないのだ。


もちろん、助言をする高僧のような方に、

めちゃくちゃ信頼を置いていて、
その人の言うことが神の御言葉と同じだ!!

とか思ってるなら別だけども。

 

とにかく聞いてやることが大事だし、
分からないことは「分からない」のだ。

 

逆に「理解」を得たいのならば、
「理解」してもらえる土壌を、
築かないといけないわけだ。

だから、相手選びというのは

めちゃくちゃ重要だと思っている。

 

「共有する相手が居ない」と言うのなら、
カウンセリングがおすすめだ。

 

まぁインターネット上に限って言えば、
「ほどよい距離感」で接してくれる人間は多い。


そういう適度な方がいれば、
深入りはしないという前提の元に、
お互いの思考ベクトルが動くので、


「うわぁ大変だね」くらいの
ちょうどいい答えがもらえるはずだ。
必ずではないけれど。

まぁインターネット上で出来るコミュニティは
仮面舞踏会みたいなものなので、
あまり期待し過ぎるもんじゃない。

 

とにかく。
その「怒り」をうまく「理解」してくれる人を探せ。
「理解」してくれるフリの人でいいから探せ。

ただし、

それで「怒り」が当然だ!!と
エスカレートさせるのは駄目だ。

大義名分を得た!!ではなく、
わかってくれるひとがいる!!
こう考えた方が健全な思考だ。


むしろ「自分」の「怒り」なのだから、
他者キッカケでどうにかしてもらうだなんて、
おこがましいことだ。

本当にどうにかしたいなら、
そこをクリアー化して
聞いてくれるような人を探せ。


誰でもいいから、ただ聞いて欲しいだけ
というクソワガママなパターンならば
それはそれでもいいのだけれども。

「相手の貴重な時間」を削るわけだから
向こうにとってもメリットを作ってあげた方がいい。

「聞いてくれて嬉しかった!」
「スッキリしたよ!」

くらい言ってあげたり、
そこで貰った助言をフィーチャーした方がいい。

それで、わりと良心的な人間は満足するはずだ。

 

それでもキレたいあなたに。

それでもキレたい!!という人もいるだろう。

それでもキレたいあなたにオススメしたいのが、
「キレたとして、何を求めるのか」ということを
考えるクセをつけることだ。

何か行動を起こすのなら、
ゴール(着地点)を決めるべきだ。

そりゃあなただってキレてるだけの理由はある。

でも相手だって、必ずしもキレられて素直に
「はい、そうですか」とは成り得ない。

どこまではクリアーにしたい、とか
今後の関係性をどうしたい、とか。

考えれば選ぶ言葉も姿勢も変わるはずだ。

キレるのはいいし、自由だ。
ただ、その「キレ方」はやりようがいくらでもある。

 

そこだけはどうか分かってほしい。
きっと平和的解決というか、
うまくいく方法が生まれてくると思う。
痛み分けになるパターンが多いけどもね。

 

損得勘定でキレるやつはヤバい。

しかしまぁ、世の中には
「キレ始めたら全てを憎んで燃やし尽くす」

みたいな思考ベクトルの人間がわりといる。

 

僕はマジでこういう人の思考ベクトルが苦手だ。
大抵は、理解を示して、

「で、どうするの?どうなるの?」と言うと、

「どうでもいい!!◯す!!!」
みたいな答えが出てくる。

 

・・・おおうってなる。

 

わりとそういう人間は「損得勘定」で動いてることが多い。

「私を怒らせたのだから◯◯」とか
「私が損しかしていない!許せない!」
みたいな。
そしてそういう思考ベクトルは
どんどんエスカレートして怒りを増幅する負のサイクルだ。


出来れば「やめた方がいい」と
僕は伝えて回っている。

だって疲れるじゃん!!
怒る本人も、その片鱗に触れる他人も!!!

 

そして・・・そういうタイプの人から
「怒り」を買ってしまった人はご愁傷様だ。

別にさほど悪いことをしたわけではない、
パターンだったりするんだけどね。


もうめんどくさくなる前に機嫌を取って
エスケープしたほうがマシだ。

 

兎にも角にも、
損得勘定でキレるやつはヤバい。

 

それだけだ。
いやはや、それにしても。
怒る人はエネルギッシュだから少し羨ましい。

僕はそんな怒る元気がないからね・・・。

まぁ何が言いたいって。

怒る人ってほんと元気だよね(笑)